2018年10月30日火曜日

可塑剤の滲み出しおよび揮発


当社の軟質塩ビ製品ですが、長年使用しているうちに、
含有している可塑剤が製品表面に滲み出たり(液出・溶出=ブリード現象)、
揮発する現象が発生することがあります。

詳しくは塩ビ工業・環境協会サイトをご覧ください。)
  http://www.vec.gr.jp/enbi/enbi2_3.html#16

 とりわけ、
  1. 夏に高温になる状況下(直射日光の入る倉庫など)
  2. 密封された状態(ビニール袋などにいれて完全にシーリング)
 が続きますと、ブリード現象がおきたまま揮発された可塑剤が逃げ出さず
 そのまま袋の内側や製品の外側にべとついた状態で残ってしまうことがあります。

 当社におきましては納品後1年以内にこのような現象が起きた場合
 再度生産して交換いたしますので、お申し付けください。
 但し、残念ながら1年以上経過したものにつきましては、
 無償交換はできませんのでご了承ください。

 現状、ブリード現象が起きてべとついてしまった製品につきましては、
 家庭用食器洗い洗剤で洗浄していただくことでべとつきが落ちます
 また、しばらく外気に触れさせて、可塑剤をとばすことでも改善する場合があります。

 これらの対応策については、いつでも営業担当までご相談ください

 お問合せはこちらまで →



 

0 件のコメント:

コメントを投稿